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◆It's small MY world◆

ちっちゃいけど、大事な私の世界。

2024'05.07.Tue
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2007'04.13.Fri
私自身も感じてるし、けっこういろんなところで言われてるところやけど、
人が成長する過程では、「こうなりたい!」とか「こういうのもアリなんや!」って思える人との出会いがめっちゃ影響する。生き方のモデル。マネするってことではなく。

モデルがいることは、原動力になる。モチベーションが上がる。
「この人すげー」って思える人に出会うことって大事。
私はピースボートに乗ったときにもそれがあった。
ピースボートには、水先案内人といって大学の先生やとか、エンターテイナーやとか、いろんな専門家とか、
「すごい人」が入れ替わり立ち代り乗ってくる。
私はこの機会に近づこうと思って、水先案内人パートナーっていう、水案のお手伝いをするポジションによくついた。(誰でもなれる)
けど、実際に「すごい人」と関わる中で、いつも思ったのは

「なんや、フツーの人やん」

でした。笑

私の頭の中はわりとシンプル=単純なんで、

「当たり前といえば当たり前やけど、やっぱり普通の人やねんな。」

 ↓

「てことは、フツーの人がすごいことしてるんやな」(ここ大事)

 ↓

「てことは、私にも何かできるんちゃうん」

こんな感じで、自分の可能性っていうのを感じられた。
やったらできるんちゃう?って思えた。

これはひとつの例。

こういうことだけじゃなくって、視野を広げる、生き方の幅を広げるって言う意味では
たとえば身近な地域や親戚の中に、いろんな職業の人がいてるってことがおっきい。
農家の人、工場で働く人、先生がいて、看護師がいて、公務員がいて、社長がいて、技術士がいて、営業マンがいて・・・とか。
しかもそういう人から仕事の話を聞ける機会があること。
それから、海外によく行って海外のお土産をくれて海外の話をしてくれる人。
映画や演劇に詳しくて、お話をしてくれる人。
自然をよく知っていて、遊び上手な人。
赤ちゃん、年下の子、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おっちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん。

挙げだしたらキリがないけど、そういう出会いが特に子どもには刺激になる。

しかーし。

ここからは私の感じてることで一概には言えない話やけど、

私の住んでるところを含めて、部落ではその幅がほかの地域よりもちっちゃいと思ふ。
(とはいえ、もちろん部落にもいろいろあるし、今は幅は広がってきてるけど)

身近にいる大人で多いのは、まずは公務員。
これは劣悪だった就労実態を改善するために、特別雇用があったから。今はない。
それから、伝統産業が残ってるところでは職人さんかな。うちの地域はないけど。
それからヤンチャな兄ちゃん、おっちゃん・・・ヤクザ屋さんに近い人も、まさに!な人もいてるけど。
すごくね、幅が狭いと思う。
これは、何世代も受け継いでる差別の反映でもある。

あとムラの人はあんまりムラの外=テリトリー外に出たがらない傾向がある。
だってムラの中にいてたら安心やん。差別されへん。・・・出たくない
地域のつながりが強いから助けあえるし。あったかいし。・・・ムラにいたい
地域の取り組みがいろいろあるから、ムラの中で働けるか、公務員になれたし。・・・出る必要なし
ムラの中って「ぬくぬく」なんです。良くも悪くも。

と、いうことは。

出会いが少ないから、多様な価値観にふれにくいし、刺激が得にくい。
つまり、生き方のモデル(見本)が少ないねん。
自分の生き方ってやっぱりゼロからつくり上げていくというよりは、
出会いの中で築かれていくんちゃうかなぁ。

生き方の幅は広いほうがいい。
生き方を自分の頭で考えて選び取っていけることが自由=解放や(と思ふ)
いろんなモデルとの出会いは、
「こんな人もいるんやったら、こんな自分もアリや」っていう自己肯定感とか、
「こんなことしてる人がいるんやったら、ボクもこんなこともできるかも!」っていう自己効力感につながっていくのでは。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

今ないもんはしゃーない。
つくっていこ。
ムラの中に↑みたいな流れを取り込んでいくには、まずはいろんな人をムラに呼ぶこと。
子どもらと出会ってもらうこと。
私が呼び込めるのは、若者やね。
そんなことも考えてネットワークをつくってます。団体立ち上げたり。
主に若者が集まるコミュニティ(人の集まり)をどんどんつくっていこうと。
「私の友達・知り合いが来る」っていうだけじゃなくって、もっと広いネットワークをつくらなな。

子どもたちのモデルが増えて、しかもムラを見てもらって啓発にもなるという。
一石二鳥やん。
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2007'04.09.Mon
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070409k0000m010115000c.html

バウチャー制にして人気校に予算優遇やって。
そんなんしたら、教育に関心の持てていない層(主に低所得層やマイノリティ)はどうなるん。
「落ちこぼれ」といわれる子たちだけ、地域の学校に集まるん?
そんな中で、将来に希望を持てる子なんかどうやって育つんよ。
親の階層で将来決まってしまうやん。
実際イギリスはそうなってるんやん。

やったら人気校に行けばいいって?
現実にそういうことを考えられへん人もいてるのに?
それも自己責任?

めっちゃ腹立つ。
くやしい。
2007'04.08.Sun

やっぱし何をやるにしても、
ワークショップのファシリテートのスキルとか、
「わかる授業」をする力とか、
人をやる気にする力とか、
組織のコンサルティング力とか、

具体的なスキルを磨かないとあかんなぁ。
私には実践力が足りてへん。

だから、まずは

● レクリエーションのバリエーションを増やす
● アイスブレークを何パターンかマスター
● ワークショップをいっぱい経験&情報収集
  →今年名にはオリジナルプログラムをつくれるようになる(人権・環境・コミュニケーションなど)
● プレゼン力アップ(power point のマスターも含む)

を目指す。

ほかに今学ばなあかんのは、

● 広報の仕方、クチコミをどう作り出すか
   =参加者をどう増やすか
● グループ内のモチベーションをどう上げるか
   =参加者をどう主体者に変えるか

本を読む、人の話を聞く、ワークに参加or見学する、実際にやってみるなどなど。
いろんな方法で身につけたい。

2007'04.08.Sun
ここのところ、性教育について考える機会が多い。
前から興味もあったし、大事なことやと思ってたけど、最近余計にそう思う。

ひとつは、去年大学の仲間とつくった演劇教育プロジェクト、EECで、エイズピアエデュケーションに取り組んでいる松原高校の「るるくめいと」の出前授業を見学させてもらったこと。
詳しくはコチラ↓
http://eec.seesaa.net/
すごい高校生たちやった。いきいきしててかっこいい子たち。

こないだ、東京からの帰り、バスの中で、友達に借りた本を読んだ。
吉田タカコさんの書いた、「子どもと性被害」。
タカコさんはPeaceBoatに一緒に乗ってたすーさんの紹介で知り合った。
しゃきっとした、おしゃれでかっこいいお姉さんという感じの人。
別に知り合いだからひいきするわけぢゃなく、この本はすごい本やと思った。

あるデータによると、18~39歳のうち、女性の15.6%、男性の5.7%が、
小学校卒業までになんらかの性的被害を受けたと回答している。(加害者は家族に限定されない)
これは女子の6.4人に1人、男子の17.5人に1人という計算になる。
つまり、なんらかの性的被害を受けた子は、クラスに数人は必ずいる。
強姦、強姦未遂を受けた子も学校に数人はいる。驚くべき数字や。

こういう状況で、やっぱりどう考えても性教育は必要やって私は思う。
性教育は現場の努力でだんだん進んできた。
でも最近、バッシングがどんどん強くなってきてる。
東京都をはじめとして、性教育に否定的な動きはどんどん広がっているし、文科省の流れもそう。
いわゆる「寝た子を起こすな」論。
でも、実際子どもは寝てない。
エロ本だとかAVだとか、最近はインターネットでも動画が配信されている中で、
歪んだ性情報によって揺り起こされてる。
そういう情報に染まってしまう前に、正しいことを教えないといけない。
性を「いやらしいもの」「恥ずかしいこと」と思わされることで、被害者が沈黙させられている現実もある。
 
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
性的虐待に子どもがノーといえるためには、
「性器は清潔にする」といったことだけなく、
「水着で隠れるところ(胸、性器、おしり)はプライベートゾーンと
呼ばれる大切な場所で、誰も触ったりみたりできない。
もしそのようなことをされたら、相手が誰でもいやだといっていいのだ」と、
具体的に教える必要があるのだ。(本より引用)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

それに、セックスについて教えることだけが性教育やとは思わない。
私は一番教えなあかんのは、人間関係のつくり方やと思う。
AVとかって、どうもレイプものとか、人間をモノ扱いしてるものが多すぎると思う。
児童ポルノにしてもそう。規制が必要なのはもちろんやけど、
「これは作られたもので、本当はちがうねんで」ってことを、絶対教えなあかん。
じゃないと、暴力で人を支配しようとする大人がたくさん育ってしまう。

人と、対等にパートナーシップをどう結んでいったらいいのかってこととか、
自分と相手の心と身体を大事にするってどういうことなのかとか、
そういう視点での、人権教育としての性教育が本当に大切やと思う。
 
CAPとか、実際に活動してるところを見に行きたいな。
http://www.cap-j.net/
2007'03.22.Thu
評論家と活動家のちがい。
現状分析はどっちもやる。
批判的な思考もどっちにも必要。

そのうえで、やるか、やらんか。
現状分析って何のためにするん?
てか「どうしたい」がない現状分析って、意味なくない?
とか、思う。

いっつも思うけど、「ほんで、自分はどうする?」ってコトがすべて。
知る→考える→動くをスパイラルにせなな。

私は活動家でおりたいなー。
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HN:
たけだみどり
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1985/10/22
自己紹介:
大阪で生まれ育ち、19歳の誕生日にピースボートで地球一周の旅に出る。世界がグンと広がって自分自身のことも見えてきた。
帰国後本業の学生に戻り、たぶん2009年度は教師になると思います。

今やってることは、
「部落解放運動をはじめ、じんけんに関わること」
「COREをはじめ、教育に関わること」

土の人と仲良しでいたい風の人です。

テーマは、
「人権」
「地域」
「オルタナティブな教育」

● やりたいこと ●
マイノリティの子どもたちと、そこに関わる大人たちのために、オルタナティブ教育を広めたい。
教育を通してやさしくて自由なコミュニティをたくさんつくりたい。
が、まずは学校現場に入ります。

● 行ったことのある国 ●
タイ
アメリカ
フィリピン
ベトナム
シンガポール
セイシェル
ケニア
南アフリカ
ナミビア
ブラジル
アルゼンチン
チリ
イースター島
タヒチ
ニュージーランド
オーストラリア
パプアニューギニア
モンゴル

● 行きたい国 ●
フィンランド
デンマーク
インドネシア(バリ島)
キューバ
エジプト
ネパール

● 好きなもの・こと ●
ユニとコスモ(飼ってる猫)
沖縄、星を見ること、紅茶、お味噌汁
旅行、1人で映画、かすうどん
寝ること、日本酒(特に酔鯨)
エスニックテイストの雑貨
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