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◆It's small MY world◆

ちっちゃいけど、大事な私の世界。

2024'12.23.Mon
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2006'12.25.Mon

私は組織がきらいだーーーー!

 

 

と、長らく思ってきた。
ていうのは、しばられてる感じがすることとか、
いちいち通せって言われる「筋」ってものが、さっぱり納得できなかったから。

けど最近思うのは、それって組織の中でもピラミッド構造の下のほうにいる人の視点だなあと。

それだけじゃ、たぶんあかん。
やっぱり、組織の中でやってる以上、気に食わないことも、納得いかないこともある。
でも不満をいうだけじゃ何も変わらない。
最近そう思う。

考えないといけないことがいくつかあると思う。

私が納得いかないのは本当に組織のあり方のせいか
  (自分の問題を責任転嫁していないか)

私が納得いかないと思っていることは、なぜ起こっているのか

なぜ上はそう言っているのか。

「上の方針」としてひとまとめにしない。どの立場のどの人の考えで止められているのか。
  (実は中間管理職、的な人の考えで足止めされてることって多い。
   トップに言えばすんなりGOサインが出ることも。上同士の意思疎通がうまくいっていないためetc。)

組織を変わるように働きかけるか、私が変わるべきか
  (急ぐ用件かどうかにもよる)

やりたいことを実現させるにはどうしたらいいのか
  (組織外でやる、という選択肢も)

まずは、上の目線にたって考えること。
そのためには普段から上の言っていることに耳を傾けなあかん。
言ってることとやってることが違うこともあるやろうし、「やっぱり間違ってるし!」って思うこともあると思う。
その時は聞いてみる。「なんでですか?」って。
どうしても無理なら、しかたない。そこでやっていくのか、抜けるのか考えればいいと思う。

上がどんなことを考えて、何をしてるのか、知りもせずに批判ばっかりするのは筋違い。
分からないことはなんでも聞いてみればいい。
意外と意気投合できるかもしれない。
手を取り合えるかもしれない人と、あえてケンカする必要はない。
話し合えばいい。

クリティカル=批判的な視線ていうのは大切やけど、それだけじゃ意味ない。
もっとクリエイティヴ=創造的な視点を持って、切り開いていこう。

※ちなみにこれは今まで関わってきたいくつかの組織に関してのことですので。
  会社とかそういうのには当てはまらない可能性も大。あしからず。

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2006'12.21.Thu

pacchigi.jpg

★★★★★

監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ

この映画はめちゃめちゃいいです。
ものすごい痛快やしリアル。
差別は人の間に壁をつくる。差別されてきた側もかたくなにする。

その壁の存在をビシバシと感じながら、時にズタズタに傷つきながら、
こうすけはキョンジャと一緒にいようとするし、
キョンジャも自分の周りの在日のおじいちゃんたちを変えようとする。

「愛は世界を変えられる!」っていう、
この映画のキャッチを見た時は正直「ちょっと恥ずかしッ」と思ったけど、
まさに!と思える映画です。

「パッチギ」には、「頭突き」という意味と、もう一つ、
「乗り越える」という意味がある。
ほんまに、乗り越えるための映画やなぁって思います。


私、井筒監督に部落の映画を撮ってほしい、と切実に思ってるんやけどな。
撮ってくれへんかな。

2006'12.20.Wed

kyousyoku.jpg

教職教養の問題集で今、教育心理学をやってるんやけど、
自分の経験と近いなあって思うこととか、
これってあの子の状態やなあって思うことがけっこうある。
理論と実生活が結びつく、っていうか。。
(←私のつかってる参考書「教職教養の頻出問題」)

* * * * * * * * * *

今日は、うちの並びの住宅「てん」の子どもたちの学習会に世界地図を持っていった。
最初はやる気満々で楽しそうに国の場所を覚えてた女の子が、
「国の位置当てクイズ」をみんなでやりだしてから「おもんない」っていうて泣いてしまった
自分がなかなか一番に答えられへんかったから、ってのもあるやろうけど。。

人がやる気になる動機づけには2種類ある。

「内発的動機づけ」 と 「外発的動機づけ」

興味関心とかいう内発的な動機づけで勉強etcをしてる子に、
たとえばご褒美をあげたり、競争させたりする外発的動機づけをすると、
その子のモチベーション=やる気は下がってしまうことが多いらしい。

↑の女の子は、最初、興味関心っていう内発的な動機づけで世界地図を見てた。
それでよかったのに、みんなで誰が一番に見つけられるか競争しようっていう、
外発的な動機づけを私がしようとしたもんやから、やる気なくしてしまったのかも、とふと思ったりした。

* * * * * * * * * *

オリの中に入れられて、どうしても出られない状態で電気ショックを与えられ続けた犬は、
オリをとっぱらって、電気ショックから逃げられる状態になっても、
逃げようとしないでじっとがまんするんだそう。

こういうのを心理学で、「学習性無力感」とか「学習性絶望感」っていう。
「自分にはどうしてもできない」っていう経験を重ねることで、
無力感や、絶望感を“学習”していく。

かなしい。

でもそういう子、いるなあ。。

逆に、「できた!」っていう経験をいっぱいすると自信もついてチャレンジできるようになる。
そういう経験をいっぱいさせてあげたい。

2006'12.12.Tue

終わってしまった。
ここのところ、ずーーっと準備してきた、大学入って一番がんばったであろうイベントが。

EECで主催した、
演劇教育のシンポジウム

最初は人がマジで来ないと思ってすごい心配したけど・・・
最終的には70人ぐらいかな?まあボチボチ(´∀`)
司会や、舞台に出た人も、裏方をやってくれた人も、みんなマジでがんばったと思う。

私はというと、パネルディスカッションのコーディネートというか、進行をしたわけですが、自分のキャパシティぎりぎりまではがんばったかなと。笑
パネリストで、もともとお友達の伊丹のムラの青年、東京シューレっていうフリースクールのスタッフの方と、日本大学の演劇科の院生の方と、うちの大学の心理学の先生が来てくださってました。
うまく意見を拾えるか、一番不安だった心理の先生が、
「診断をつけても誰も救えない」
「心理学の専門家の多くはマイノリティへの視点がない」
「心なんて存在しない」
とか言い出したぐらいから、私は、
「うわ、この人おもろいー!」とか思ってテンションが上がり始め・・・
その後はあんまり筋道だてた進行ができませんでした。 笑
まああれが今の私の限界でした。今後、もっと精進します。

今回のシンポジウムの準備をしながら、ちょっとは成長できたような気がする。
事務仕事をちょっとこなせるようになった
事務的なメールをマメに返せるようになった
テンションのコントロールが前よりはできるようになった
チーム全体を見て、自分のやるべきことができた(かも)

でも、なにより嬉しかった&大きかったのは人のつながり。
パネリストや、劇を上演してくれた日大のSkitsのみんな。
また日大にも遊びに行ける。日本のフリースクールの先駆け、東京シューレにも行ける。
なにより、EECのみんな。いろんなことを語れる、アホなこともできる友達ができた。(在学3年目にしてやっと。笑)
みんな、めっちゃ好きやでーーこれからもよろしく

ゲストへのお手紙など、ちょこちょこお仕事残ってますが、ひとまず。

ほんっまにみんな、お疲れさま!!
来てくれたみんな、協力してくれたみんな、ありがとう!!

2c815353.jpg

 

 

 

 

 ちえがシンポ当日に着てたスティッチを着せてもらった

2006'12.04.Mon

money.jpg

お金の使い方って大事。
「お買い物は日々の投票」だというようなことが書いてあって、ほんとそうやなあって思った。
環境破壊をしてる会社の商品を買うことは、いくら口で「自然を守ろう」って言ってても、けっきょくその会社を応援してることになってしまう。 投資もしかり。
そうじゃない「お買い物」があるよー。
例えばね・・・ってことが分かりやすく書かれてる本でした。

あとは実践やなあ。
頭でわかっててもコレがむずかしいねん。

あと、何よりいろーんな市民運動があるんだってことがわかります。
教育・福祉・環境・国際etc
おもろい活動がいっぱいあるなー
こんなことしたいなー
こういう活動もええなーーって思う本でした。

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HN:
たけだみどり
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1985/10/22
自己紹介:
大阪で生まれ育ち、19歳の誕生日にピースボートで地球一周の旅に出る。世界がグンと広がって自分自身のことも見えてきた。
帰国後本業の学生に戻り、たぶん2009年度は教師になると思います。

今やってることは、
「部落解放運動をはじめ、じんけんに関わること」
「COREをはじめ、教育に関わること」

土の人と仲良しでいたい風の人です。

テーマは、
「人権」
「地域」
「オルタナティブな教育」

● やりたいこと ●
マイノリティの子どもたちと、そこに関わる大人たちのために、オルタナティブ教育を広めたい。
教育を通してやさしくて自由なコミュニティをたくさんつくりたい。
が、まずは学校現場に入ります。

● 行ったことのある国 ●
タイ
アメリカ
フィリピン
ベトナム
シンガポール
セイシェル
ケニア
南アフリカ
ナミビア
ブラジル
アルゼンチン
チリ
イースター島
タヒチ
ニュージーランド
オーストラリア
パプアニューギニア
モンゴル

● 行きたい国 ●
フィンランド
デンマーク
インドネシア(バリ島)
キューバ
エジプト
ネパール

● 好きなもの・こと ●
ユニとコスモ(飼ってる猫)
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旅行、1人で映画、かすうどん
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